さらばアラーラ&M10
2010年9月30日 TCG全般便乗して。
自分はあまりスタンダードをやっておらず、GP仙台前に少し触っただけなので思い出のほとんどはリミテッドになる。アラーラブロックのドラフトは正直やりすぎなくらいやってしまったので、それなりに感慨深い。
除去が多く、あまりレアゲーにならなかったのでドラフトは楽しかった。
デッキ構築の幅が広くマナベースの構築もタイトなのでやってない勢はまずやりこみ勢に勝てなかったような記憶がある。《ビヒモスの大鎚/Behemoth Sledge(ARB)》だけはゲームにならなかったが…。
構築は、《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》を深く憎むあまり最終的にはジャンドを使うようになってしまった。まあ、自分が使い出したころからジャンド一強は崩れていったので非常に間が悪かったが、メタやデッキがどんどん変わっていくのはとても面白かった。
カードのデザインに目を向けると、《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid(ALA)》が非常に優れていたと思う。斬新なデザインでありながら、利便性とカードパワーを適切に両立させビートでもコントロールでも使われた。攻めにも守りにも使える、それでいて強すぎないすばらしいカードだったといえるだろう。自分で使うことはあまりなかったが、ダルさんと組んだチームスタンで青白ヒバリを借りたときに使うことができた。あとはドラフトでうっかり2体デッキに入ったりとか。今ならレアかぶりは珍しくないが、当時は非常に稀なことだった。
M10は正直あまり思い出がない。
いま思うとM11よりずっと膠着するしずっと青黒が強い環境だった気がする。
霜の壁強かったなー。
それにしても、昔よりずっとエキスパンションの巡るサイクルが早いような気がする。
老化による体感時間の変化も勿論あるのだが、基本セットの年次化やエクステンデッドの短期ローテーション、2セットサイクル(+3番目の大型エキスパンション)など全体に時の流れは加速しているようだ。昔はマジックはいつなくなるのだろうか? とみな心のどこかで思っていたから、今になってもなおこんなスピードで新製品が出続けるのはやはり良いことなのだろう。もっとも神話レアのおかげでカード価格は高騰し、プレイヤー年齢はますます上がっているように感じられるけれども。
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